オフィスや施設、工場を運営する上で、設備を動かしたり、エアコンをつけたり、照明をつけたりすると思います。これらの設備や電化製品を動かすためにはもちろん電気が必要です。法人であると、動かす設備数も時間も多くなるので、電気代は家庭で使用する場合と比較して大変高額で、安くしたいと考える人も多いのではないでしょうか。
法人用の電気代を安くする方法として、電力オークシ ョンサービスがあります。この機会に電力と電気代を見直して、賢く運用してみてはいかがでしょうか。
目次
そもそも電力とは?
基本的には東京電力などの電力会社が発電していますが、家の屋根にソーラーパネルを設置するなど個人で発電する人もいます。発電所による発電方法としては原子力発電・火力発電・水力発電が知られていると思います。その他にも、ガスタービン発電やコンバインド・サイクル発電があります。最近は自然への配慮より、太陽光発電や風力発電、バイオマス発電など自然を活かした発電方法も積極的に進められています。
原子力発電は水が入っている原子炉で、ウランの核分裂で熱を生み出し、発生した蒸気でタービンを回転させて、発電します。火力発電は、石油・石炭を燃やし水を沸騰させ、蒸気でタービンを回し発電します。水力発電は、ダムなどで水を高いところから流し、水車を回すことでタービンを回して、発電します。
水を使用せずガスを使用してタービンを回すと、ガスタービン発電になります。コンバインド・サイクル発電は、汽力発電(原子力発電・地熱発電・太陽熱発電など)に、ガスタービン発電を組み合わせ、タービンを回転する方法になります。
太陽光発電はソーラーパネルを使用し、太陽の光エネルギーを活用して発電します。風力発電は風車を風で回し、タービンを回し発電します。風が1年中同じ方角に吹いている平原など、風が強い場所に設置されていることが多いです。バイオマス発電は、燃えるゴミなどを燃やす際に、出る熱を活かして発電します。発電後の排熱は、暖房や温水として二次利用ができるため、発生する二酸化炭素が少なく、自然に優しい発電方法になっています。
東京の電力について
東京都で主に電力を供給している東京電力は、1951年5月1日に設立され、老舗の電力会社です。火力発電・水力発電の方法により、各家庭に電気を供給しています。火力発電設備は「東京電力フュエル&パワー」が担当しており、その他の発電設備については、「東京電力ホールディングス」が運用・管理を行っています。また、「東京電力エナジーパートナー」が、販売窓口になっています。
電力自由化がニュースになり、知っている方も多いと思いますが、電力自由化によって、販売している会社を選択することが出来る様になりました。つまり、「東京電力フュエル&パワー」で作成された電力を「東京電力エナジーパートナー」ではなく、他の会社から購入することが出来る様になりました。
たとえ販売業者を変更したとしても発電業者は変わりません。CMなどを見て電気を販売する業者たくさんあると思っている人も多いのではないでしょうか。実際、東京電力エリアには60社を超える電力会社が存在しています。電力会社の一部を紹介します。
東京電力エナジーパートナー、東北電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、株式会社東京ガス、静岡ガス&パワー、Looopでんき、ミツウロコグリーンエネルギー、ENEOSでんきJXTGエネルギー(旧JXエネルギー)、ソフトバンクでんきSBパワー、auでんきKDDI、J:COMジェイコム、myでんきJXTGエネルギー(旧東燃ゼネラル石油)、たのしいでんきHTBエナジー、エネワンでんきサイサン、株式会社イーレックス、東急でんき東急パワーサプライ、スマ電アイ グリッド ソリューションズ、まちエネMCリテールエナジー、株式会社九電みらいエナジー、株式会社青梅ガス、株式会社入間ガス、DAITOでんき大東ガス、株式会社京葉ガス、鈴与のでんき鈴与商事、株式会社中央セントラルガス、株式会社丸紅新電力、サーラの電気サーラeエナジー、株式会社水戸電力、シン エナジー株式会社、株式会社熊本電力、ニチガス Powered by 東京電力エナジーパートナー日本瓦斯、株式会社坊っちゃん電力、株式会社みんな電力、サニックスでんき、ピタでんF-Power、株式会社須賀川瓦斯、スマートでんきスマートテック、エコスタイルでんき、株式会社エネサンス関東、グリーナでんきネクストエナジー アンド リソース、株式会社角栄ガス、自然電力、TOSMOでんき、エネアークでんきエネアーク関東、イワタニでんきイワタニ関東、イワタニでんきイワタニ首都圏、桐生ガスでんき株式会社、AGでんき足利ガス株式会社、エルピオでんき、ハルエネでんき、ミライフでんき、下町でんきトーセキ、あしたでんきTRENDE、親指でんきユビニティー、Just Energy Japan合同会社、株式会社昭和シェル石油などです。
実際に購入することが出来る電力販売会社が非常に多くあることに驚かれた人も多いのではないでしょうか。そのため、自社にとって最適な電力会社を見つけることは非常に難しいと思います。
電力会社は重要
しかしながら、電力は工場やオフィス、各種施設を運営するにあたって必要不可欠であるため、電力会社を選ぶ際には安心感が不可欠であると考える人もいると思います。政府も電力会社が倒産することで電気を使えない人が発生しないよう、万が一電力会社が倒産した際は、東京電力などの電力自由化前より配電している会社が代行します。
電力自由化以前は日本に約10社の電力会社しかなく、地域ごとに決まった電力会社しか選択することが出来ませんでしたが、2019年7月1日現在593事業者が小売電気事業者として登録され、多くの事業者が販売しています。そのため、一般的な消費者は、電力会社の選択肢が非常に多くあり自社にとって最適な電力会社を選択することは難しく、また、現在の自分の電力プランが適正なのかわからない人も多いのではないのでしょうか。そのような方には電力会社がリバースオークションによってより安い方向に競争する電力オークションをサービスをオススメします。
電力会社の比較はエネオクで
エネオクは法人向けの、電力オークションサービスです。他に様々な電力会社を比較する方法としては、法人が対象の電気料金一括見積比較サイトがあります。代行業者が電気料金の一括見積りを行ってくれるサービスであり、その見積もりから最安な電力会社を選ぶことが出来ます。
その一方で電力オークションサービスでは、一括見積比較サイトではできない、リアルタイムでの価格競争を行うことが出来ます。そのため、より競争によって安くなった電力料金プランを利用することが出来ます。
エネオクの仕組みとしては、会社や施設などの電力を調整している担当者が、エネオク登録後、過去の電気料金の明細をアップロードし、閲覧した電力会社が入札してくる仕組みになっています。例えばA電力会社が500万円で入札してきましたら、それを見たB電力会社が、480万円で入札という感じで、価格がどんどん下がってきます。一定期間経過後、最安の電力料金プラン提示した電力会社が落札という流れになります。
実際のエネオクの事例が知りたい方はこちらの記事を読んでみてはいかがでしょうか。
電力オークション「エネオク」実際の入札の様子と事例
「エネオク」の電力オークションは、誰にでも簡単に扱えるシステムになっております。実際に行う作業は、エネオクに登録することと、過去の電気料金の明細をアップロードすることだけです。もし、ご不明点等あれば、エネオクを運営しているエナーバンクの社員がサポートいたします。
エネオクの利用料金は完全無料で、サポートまで使用することができます。電力料金を下げたいと考えている法人の担当者は利用してみたらいかがでしょうか。
まとめ
非常に多くの電力販売会社があることから、自社に最適な電力会社を選ぶことは非常に難しくなっております。また、自社の電気料金プランの妥当性がわからない人も多いのではないでしょうか。そのような方は、完全無料電力オークションサービス「エネオク」を利用してみてはいかがでしょうか。