今回の台風15号で千葉県では過去最大規模の災害による停電の長期化が続いている

 エネルギー・電力領域でITの事業をしている私としては、何が起きているのかニュースや報道、SNSから上がってくる被災者からの声でよく見えてくる。ちょうど1年前の北海道で起こった火力発電所近郊での直下地震による北海道全域のブラックアウトでも、被害者や国民全体に正しい情報が伝えることができておらず北海道電力経済産業省が発表する発電所の復旧計画情報を整理し、スプレッドシートにて公開してきた。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1YONKHxAY9NYo0N9YAehS3lHvkfu6LGVcdv6tqkLtGEM/edit#gid=0

 今回においても昨年の経験やノウハウがあったので、千葉の鉄塔が2本倒れたというニュースを見てこれは停電が長期化する可能性があると感じ、自分にできることはあるだろうかと1時間ごとに発表される東京電力の停電軒数のツイートのフロー情報を、復旧活動の推移がわかるグラフ(ストック)で見れるように変換し、正しい情報が理解されるように毎日更新しSNS等で発信してきた。

 

【更新中9/14 19:30時点】台風15号による千葉県の停電復旧状況(ライブ)

 

 台風上陸当日の9/9の日中マスメディアは台風15号による鉄道各社の計画運休駅の混雑の様子を中心に報道していた。東京で鉄道が止まることは全国規模のニュースでありそれ自体は間違いではないが、停電のニュースに関する情報が少ないなと思っていた。合わせて政府が閣僚人事や国際問題に追われていたこともタイミング的に重なったこともあるだろう。

 東電が記者会見を開き、復旧の遅れについて東電を叩くようなコメントやなぜ早期回復の期待をさせるような計画を発表したのかという厳しい質問もあったが、おそらく問題はそこではなくいわゆる電力そのもののインフラの仕組みや停電による2次3次被害の影響と、その復旧のプロセスに関する情報を正しく理解し、それを世の中に伝える機能が国全体として備わっていないことの欠陥が今回露わになったのだと思う。ただし、現時点で何が良かった、悪かったを判断することは時期が早く、まさに今停電被害が継続しており、そのための必至の復旧作業が行われている状況で意味をなさないため、落ち着いたタイミングでデータをまとめて考えを述べたいと思う。

自らツイッターで発信し、同じように災害・停電の情報発信やガソリンスタンド、コインランドリー、銭湯の位置を可視化したツールを作成している人たちのサービスがあったので紹介する。

東京電力パワーグリッド停電情報サイト

〜東京電力エリアでの停電情報を見れる公式サイト〜

http://teideninfo.tepco.co.jp/

 

防災科研クライシスレスポンスサイト

〜千葉県の停電軒数を地図上に可視化できるサイト、データソースは東電と同じ〜

http://crs.bosai.go.jp/DynamicCRS/index.html?appid=b5afe32d99ac4360b0668f2be570b4da

 

【千葉】ガソリン ・給水・避難所・マップ

〜【千葉】ガソリン (赤:無事、黒点:未確認)・給水・避難所・携帯充電・無料Wifi マップ、災害2日後ぐらいにTwitterで広くリツイートされていた、ガソリンから始まり避難所等の情報が追加された〜

https://www.google.com/maps/d/u/0/viewer?mid=18v4csEC-qPW_aeXhEnuzgMfUAqWcbF5q&hl=ja

 

スマートサプライ

〜必要な物資を必要な量だけ必要なところに届ける、欲しい物リストに対して誰でも支援できる〜

https://smart-supply.org/

 

停電に関するサービスを見つけたら更新していく。