電力オークション「エネオク」の入札期間は10営業日でその後は入札をした電力会社との交渉に入ります。エネオクにはこの交渉部分を円滑に行えるためのチャット機能が備えられており、この機能を使うことで交渉フェーズをスムーズに行っている法人がたくさんいらっしゃいます。今回はそのチャット機能の使い方や使用例などについて、またその後の契約手続きまでの流れを解説していきます。
目次
「エネオク」チャット機能への入り方
まず「エネオク」の右上より、ログインし、マイページに入ります。オークション終了後のマイページ画面は、上画像のようになっています。赤い丸でおおわれているマイページ真ん中、もしくはマイページ左の「契約手続き中」をクリックしてください。クリックしますと下画像の画面に移ります。
上画像に移りましたら、契約交渉を進めたい案件名をクリックします。クリックした結果表示される画面が下画像です。
上画像までたどりついたら、該当案件の削減金額や、入札件数、入札があった電力会社の名前が一目でわかるようになります。「入札状況」の欄に提示金額が安い順に電力会社が並んでいます。
入札状況を確認した後、さらなる交渉の場・疑問解決の場としてエネオクが提供している機能がチャット機能です。各電力会社とのチャットは上画像の赤い丸で囲われた部分(吹き出しアイコン)をクリックしますと立ち上がります。
エネオクのチャット機能ではどのような交渉をするの?(使用例を紹介)
電力オークション「エネオク」のチャット機能ではどのようなやり取りが行われているのでしょうか。実際の使用例を見ながら見ていきたいと思います。
上画像はエネオクでの実際のチャット事例を参考に作ったものです。エネオクのチャット機能は、電力会社側のアピールやアポイントの調整などに使うことができます。実際に画像の例では、チャット機能を使うことで、オークション終了後から2週間も経ずに、契約書を交わすフェーズにまでたどり着いています。
もう1つチャットの使用例を紹介します。本事例はエネオクを利用した法人側がうまく交渉でキャンペーンを引き出した形です。案件に入札してきた電力会社はその案件受注に興味のある電力会社です。本事例のようにオークションで最安の価格を提示できなかった会社もアピールをしてきます。できるだけ契約締結に至るよう、さらなるオプションを用意している場合も多いです。
チャット機能で交渉部分を円滑に
チャットの使用例をもとに
・アポイントの日程調整
・疑問点の解決
・さらなる交渉を重ねる
・電力会社側のアピール
などに使われていることを紹介してきました。チャット機能を駆使し、電力オークションをもっと実りのあるものへ。ぜひこの機能を使いこなしてください。
契約締結まではどのような流れなの?
電力オークション「エネオク」のオークション後の流れです。オークション終了後はチャットでの交渉を経て、まず契約する電力会社を決定していただき、マイパージより「選定」ボタンをクリックします。(※エネオクでは契約先変更の義務は貸しておりませんので、オークション後やはり契約先を変更しないという選択肢も可能です。)
その後電力会社の担当者と契約書の締結、供給開始日の決定、現契約先への解約申請を行います。その後設定しました供給開始日より、新しい契約先のプランによる電力供給が開始されます。
本フローは高圧契約の場合、約三ヶ月の期間を要します。早めにエネオクでオークションしていただき検討に入ることが大切です。