電力自由化が始まり、様々な電気料金プランが出ていると思いますが、電気代の明細を見ても、よくわからず、どの料金プランが一番お得かわからない方も多いと思います。そこで、電気代を構成している要素電気代が決まる仕組みについて説明します。

電気代の内訳とは

電気代の内訳は基本料金電力量料金再生可能エネルギー発電促進賦課金からなります。基本料金とは、通常の基本料金と同様にサービスを利用するために、払う料金であり、電力量料金とは使った電気量に対してかかる料金のことを指します。

再生可能エネルギー発電促進賦課金とは太陽光発電や風力発電などの二酸化炭素の排出が少ない発電方法の買い取りを補填する料金です。全国・全電力会社で一律となっております。

基本料金の仕組みとは

基本料金はどれだけ電気を使おうと、同じ料金です。基本料金は以下の計算式によって計算されます。

基本料金 = 基本料金単価 × 契約電力 ×(185-力率)÷100

基本料金単価は電力会社ごとに異なっており、

また、力率という言葉に馴染みがない方も多いと思います。力率とは、 電力会社から送り出された電力に対して、実際どれくらい電力が消費されたかを力率として表します。消費されなかった電力は電力会社が発電したにもかかわらず、請求出来ないため、効率的に利用してもらうために、85%以下の使用率には基本料金に割増料金が課される一方で、85%以上の使用率には基本料金が安くなります。

電力量料金の仕組みとは

電力量料金とは、実際に使用した電気に対してかかる料金です。電力量料金の計算方法の計算式は以下のようになります。

電力量料金 = 電力量単価× 使用電力量 ± 燃料費調整

電力量単価は1kwを1時間使用した際にかかる料金で、全ての期間で一定料金である場合もありますが、料金プランによっては夏季や平日、日中など電力を大量に消費される時間や時期で高くなる一方で、電力消費量の少ない夜間などで安くなることもあります。

燃料費調整とは、火力発電に用いられる石炭・LNG・石油などの値段が月ごとに変わるため、変動した分を割増もしくは割引します。

電気代を安くするには!?

電気代が変わるのは、基本料金と電力量料金の2つです。そのため、電気代を安くするには、大量に電気を使う時間や時期から電力量料金が安くなる料金プランを探すか、基本料金を下げる交渉などが必要です。

しかし、基本料金を安くする交渉は難しいことが多いです。なぜなら、電力会社としては、安くすることは利益を減らすことあるからです。そのため、安くするには他の電力会社と競争されることが効果的です。

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