電力リバースオークションサービス「エネオク」を運営する株式会社エナーバンクは、環境省施設のRE100化に向けた取り組みを加速させるための調査業務を環境省より受託しました。
環境省は国際イニシアチブ「RE100※」のアンバサダーとして官公庁および民間企業への再エネ導入を推進していきます。エナーバンクは環境省の庁舎・施設の再エネ比率の向上を進めRE100化に向けた取り組みを加速させるための調査業務を受託しました。
■実施内容
- 環境省施設における再エネ導入の費用対効果分析
- 環境省施設における再エネ導入に向けた方向性の提案等
- 公共施設等への横展開に関する検討
※「RE100(アールイーヒャク)」とは
グローバル企業の再生可能エネルギーの導入拡大を進める取組であり、遅くとも2050年までに再エネ100%を達成することを要件とし、2030年や2040年の中間目標の設定を推奨するなど、長期的な目標としての再エネ100%を宣言することを想定した国際イニシアチブで世界221社、日本30社が加盟しています。(2020年1月31日時点)
http://there100.org/companies
■環境省RE100達成のための行動計画(2019年12月27日)
環境省では、新宿御苑での取組や民間企業の取組等を踏まえ、環境省RE100達成のための行動計画を策定しています。本行動計画において、2030年までの環境省RE100達成を目指し、2020年度は以下の3つのアクションをとることとなっています。
本業務においては、2020年度調達予定の新宿御苑のほか、2021年度調達予定の国立水俣病総合研究センターなどの施設について、調達実施に向けた検討を行っています。また、共同調達をはじめ、RE100の取り組みを加速させるための方策に関する調査業務も行っています。
(取組内容)
- 既に再エネ30%の電力を調達している新宿御苑において、再エネ100%の電力を調達します。
- すべての地方環境事務所(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州)管内で、再エネ100%の電力調達に向けた取組を開始します。
- 国立水俣病総合研究センターなど電力消費量の多い直轄施設について、より安価な電力を調達できる共同調達を試行し、これらの施設での2021年度における再エネ100%の電力調達の可能性を探ります。
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/re100/RE100jikkoukeikaku.pdf
■電力リバースオークション「エネオク」の概要
エネオクは、WEB上で電力リバースオークション(競り下げ方式入札)を行い、施設を保有する法人と電力会社をマッチングする国内初のサービスで、2019年1月より全国エリアで展開しています。
本調査業務とは別途、一部施設の電力調達において「エネオク」にて小売電気事業者の選定にもご利用いただいております。今後は、官公庁自治体様における公共施設のRE100プランおよび適正価格での電力調達方法の一つとしても「エネオク」を展開していきます。
◎電力リバースオークション「エネオク」サービスサイト
https://auctions.enerbank.co.jp/
― エナーバンクについて ―
株式会社エナーバンクは電力×ITを強みとするエネルギーテック企業です。2019年1月業界初となる法人向け電力オークション「エネオク」を全国エリアで提供開始。全国の小売電気事業者からリバースオークションで最安の電力プランを見つけられるサービスとして注目を集める。同年10月には環境価値取引サービス「グリーンチケット」をリリース。「エネルギーをもっとシンプルに」をビジョンに掲げお客様目線に立ち、持続可能なエネルギー環境を整備する。
株式会社エナーバンク
代表取締役:村中健一
共同創業者COO:佐藤丞吾
住所:103-0027 東京都中央区日本橋2丁目1-17丹生ビル2階
電話:03-6868-8463
URL: https://www.enerbank.co.jp/